この頃フェラーリは、1988年に創設者のエンツォ・フェラーリが死去したこともあり、新車のみならず中古車価格も世界的に高騰していた上に、人気車種の「テスタロッサ」を正規輸入販売代理店のコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドで新車を注文してから納車されるまで2-3年待ちという状況であった。
そのせいもあり、限定で生産された「F40」は、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドでの新車価格が4,650万円のところ、並行輸入された新車(即時納車可能)が輸入車専門店で2億5,000万円で、「テスタロッサ」が同じく新車価格が2,300万円のところ、5,000万円近くで販売されていたという記録が残っている。
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1990年にはロールス・ロイスの全生産台数の約3分の1強が日本で販売された。その後バブル景気が崩壊し、これらのロールス・ロイスが持ち主の手から離れたために、日本におけるロールス・ロイスやベントレーの中古車市場が大暴落し、その結果、これらの多くが1990年代中盤に海外に買い取られていった。
消費の過熱は当然六本木や銀座、渋谷などの盛り場にも影響し、これらの盛り場では大金を手にしたいわゆる「バブル紳士」から学生までが大金をつぎ込んだ。